法善寺横丁でもう一つの大阪
2016/11/09
ごちゃごちゃしてるだけが大阪じゃない
大阪はとかくごちゃごちゃしたイメージありますよね。
はい、その通り。
返す言葉もございません。
でも、そればかりじゃないんです。
昔ながらの趣を残した街並みもたくさん残ってます。
とはいえ、観光に来た方がゆっくり散策できるように整えられた
京都みたいなところってないんですよねぇ。
そんな貴重な？大阪の昔の風情が残った街並みが見られるのが
道頓堀のすぐそばにある法善寺横丁です。
法善寺横丁を散策
法善寺横丁は、道頓堀から少し南に入ったところにあります。
道頓堀のうらっかわです。
狭い路地にいい雰囲気の小料理屋さんやらが並んでいます。
何年か前に大火事になってしまいましたが、
なんとか復旧してます。
法善寺横丁は、織田作之助の小説「夫婦善哉」の舞台になったお店もあります。
昔の文士が出入りしていた粋な街だった気がしますね。
夜は夜で、提灯が灯り雰囲気のある町になっています。
ただ散歩するだけでも風情があるので、
道頓堀を移動するときに通り抜けるだけでもいい感じですよ。
法善寺横丁は、歌にもなってますね。
都はるみと岡千秋のヂュエットソングで
「浪速恋しぐれ」です。
知っている方も多いんじゃないでしょうか？
水掛不動にお参りしましょ
法善寺横丁の中に水掛不動と呼ばれる「お不動さん」があります。
水がかけられるので、お不動さんには苔がびっしりです。
なんにでもご利益があるそうです。
なんだか大阪らしさがぷんと臭ってきましたが、そこはそれ。
なんでも空襲で周りは焼けてしまったのに、
無事だったお不動さんのパワーをもらいに行ってください。